シャーロック・ホームズがよかった

学生時代に日本シャーロックホームズ協会に入会問合せをした私が、映画「シャーロック・ホームズ」を見てきましたよ!
原作とかなりテイストを変えているので、そのアレンジを嫌がる人も多いみたいだけれど、私はこれ、すごくよかった!ホームズ、キュート!原作のセリフやシーンがちょいちょい出てくるのもすごく嬉しい。そして何より、ジュード・ロウ・ワトソンがかっこよすぎる!ええ!?ジュード・ロウってこんなに素敵だったのね!?始まって5分で恋に落ちたよ…。
原作の1エピソードに出てくる、過去シャーロック・ホームズをぎゃふんと言わせたことがある女性、アイリーン・アドラーが、まるでルパン三世の不二子ちゃんのような扱いに。これを嫌がる人は多そうだけど、(実際私も最初かなりの違和感を感じたけれど)まあ、これはこれで映画として楽しく作ってあるからいいかな、と。むしろ最近めっきりふがいない不二子ちゃんに、アイリーン並みの活躍を期待。
ワトソン君と結婚することになる女性メアリは、原作では過去ホームズに事件を依頼した女性で、それがきっかけでワトソン君と出会うんだけど、映画ではその部分がばっさり切られてて、ホームズとメアリは結婚報告で初顔合わせとなっている。これは私は残念に思った。原作の一連の事件の流れを思ったら、原作のこのエピソード(しかも長編)をざっくりなかったことにしてしまうのはどうだろうか。
シャーロキアンの研究によると、ワトソン君はメアリという同じ名前の女性2人と2度(ないしは全部で3度だったか)の結婚をしていたという説があるので、それを採用したのかな、と思いながら見てたけど、名字がちゃんと、原作「四つの署名」の時のメアリの名字だった。


想像通り、続編も意識したと思われる作り。だって、モリアーティー教授との対決は描かないわけにいかないだろう。絶対見にいくよ第二弾。早く撮影してくれ。
いいねー、この映画、いいよ!
あーなんだ、セリフ全部英語で聞き取れたらもっと楽しいのにな!