かずやさんの無邪気さがよかった

吉井和哉ライブに行ってきたんだけど。
吉井さんのすてきさは語り尽くせないから割愛するけど、すてきエピソードがあったのでメモしとく。


吉井さん、オリオン座って名前は知ってたけど、地球から見えない星座だと思ってたんだって。
先日の月食の時、月のすぐそばにオリオン座があって、それで初めて「あれがオリオン座なんだ!?」って認識したんだって。
星が自分で輝いていることも知らなかったし、逆に、地球を外からみたら星みたいに輝いてるんだと思っていたんだって。(つまり、恒星と惑星がごっちゃになってたらしい)
会場からのちょいあきれた風な反応に
「どーせ中卒だヨ!」と拗ねたりもしたけど
その話をね、もう、ものっすごく嬉しそうに話すんだよ。
「知らなかったことを知ったこと」を嬉しそうに話す吉井さんがあまりにも楽しそうで、 知らない事がたくさんあるってことは、 これからこんなワクワクにたくさん出会えるってことか、と思って、なんかぐっときた。


物(特に一般常識)を知らない人のことを、「こんなことも知らないの!?」と 思ってしまいがちなんだけど、見方を変えれば、こんなふうに、この人はこれからたくさん知る喜びを持っているんだなあ、幸せだなあ、と見ることもできるのか、と思った。
(でもまあ、物を知らないことでイラつかせられる人ってのは、知る喜びをまっすぐに受け取れない人であることも多いのだけれど)


自分が未知のものを知った時にもこの気持ちを持っていたいとも思ったよ。