映画シャーロック・ホームズ(2)がよかった

待ちに待ったシャーロック・ホームズの続編「シャドウゲーム(the game of shadow)」を観てきた!
隅から隅まで最っ高!
ちょっとー、「3」まだー?早くー早くー!!!!!


原作のコアファンだった時期を持つ私からすると、ロバートダウニーJrのホームズは、武闘派でありながらも原作を大きくはずしてはいないのよ。「ああ、わかるわかるー」って感じ。
ジュードロウ=ワトスンはひたすら素敵だし。


第一作目から世界観にすっかりはまってはいたものの、前作はストーリーがあまり好みじゃなかった。オカルトっぽい世界はあまり好きじゃない。
でも今回は、ストーリーもいいね!
モリアーティー教授こわーーーいーーーーよーーーーー!
原作をしばらく離れていた私は、ワトスン君のブルドッグとかモラン大佐とかすっかり忘れていたのだけれど、出てくると思い出すね!瞬時にね!
そうそう、原作のセリフをいちいち挟み込むのもファンとしてはニヤッとしちゃうよね。「都合がよければすぐ来い、悪くても来い(Come at once if convenient, if inconvenient come all the same)」とかね。他にも2、3、ニヤッとポイントがあった。


やりすぎなくらいのアクションもかっこいいし、エンディングもめちゃくちゃ好み。
次作への構想があってのことなのかもしれないけれど、アイリーンアドラーだけは何で前作といい今作といいああいう扱いなんだろう。別に「ボヘミアの醜聞」的な扱いでもよかったんだけどな、私的には。


マイクロフトもいいね。
マイクロフトといえば、「ディオゲネスクラブ」が「ダイオジェネスクラブ」みたいな発音で、ああ、そうなのか英国での発音は、と思った。


映画観に行ったの久しぶりだったけど、あーーーめちゃくちゃ面白かった!!!!
キャストロールもかっこよかったなあ。


映画終わって開口一番「眠くなっちゃったよー」「わたしもー」と言っていた隣の席の女子ふたりと、近くにいた男子たちをぶっとばして原作読んでから見に来い、意見変わるから!と言ってやりたかったくらい、原作ファン(ストリクトでない)にはおおいに楽しめる素晴らしい映画だった!
でも原作を知らずにシャーロック・ホームズって紳士でしょ?正義の味方でしょ?というイメージでしかいない人にはどうなんだろう。やっぱ眠くなっちゃうのかな…(それは悲しい。)


第3作を早急に作ってほしいのと、BBCベネディクト・カンバーバッチ=シャーロックの映画化を心から望む。